雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第183回となる今回の観測期間は8月23日（火）～8月29日（月）。

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乃木坂46 5期生が昭和＆平成の名曲カバーに挑む『新・乃木坂スター誕生！』（日本テレビ）。8月29日（月）放送回はアイドルファンにとって大興奮の内容だったのでは？　乃木坂46メンバーがハロー！プロジェクトの楽曲をカバーし、さらにスペシャルゲストとして後藤真希が参戦！　『初恋サイダー』（Buono！）、『Mr. Moonlight ～愛のビッグバンド～』（モーニング娘。）、『BABY！ 恋にKNOCK OUT！』（プッチモニ）、『ズルい女』（シャ乱Q）を披露しました。

筆者の率直な感想をいえば、歌もダンスもとにかく後藤のパフォーマンスがズバ抜けていました。そりゃ今年2月に加入したばかりの5期生と比べればキャリアが大きく違いますから当然といえば当然なんですが。アイドル界のレジェンドと共演してその実力を目の当たりにしたことは、5期生にとって貴重な財産になったはず。

また、同番組の裏側を追ったスペシャルコンテンツ『新・乃木坂スター誕生！ 5期生の挑戦』（Hulu）では緊張のリハーサルの模様を配信中。中でも印象的だったのが、五百城茉央と中西アルノに対して後藤がモーニング娘。時代の思い出を語るシーン。当時のメンバーへのライバル心やストイックな練習エピソードを明かし、さらにパフォーマンスにおける“かっこいい動きを盗む”ことの大切さを説くなど金言が続々。

数々の番組で才能を発揮する5期生たち
歴史を紐解けば後藤もオーディションを経てモーニング娘。3期生として合格し、加入直後のシングル『LOVEマシーン』では先輩を従えてセンターポジションを務めた経歴の持ち主。追加メンバーとして加入したという点では乃木坂46 5期生も同じですし、特に加入直後にシングル『Actually...』でセンターを務めた中西は境遇として重なる部分も多い。先駆者のアドバイスが5期生のさらなる飛躍へのきっかけとなることを期待したい！

さらに、5期生は8月26日（金）放送『MUSIC BLOOD』（日本テレビ）にも出演。「日本のグループオーディション史上最高倍率、7987倍を勝ち抜いたメンバー」として大々的に紹介され、世間からの注目度の高さも伺わせました。

そして、キュートなビジュアルや爽やかなパフォーマンスもさることながら、やはり度胸もすごい。番組内でメンバーがそれぞれ特技を披露しましたが、たとえすごいのかすごくないのかよく分からないような特技であってもMC・田中圭と千葉雄大の前で堂々とやり切るところはもうプロのアイドル。あと、池田瑛紗を筆頭としたミュージカル団体芸はだんだんファンにも浸透してきましたから、そろそろ本格的なステージも見たいところですね（そういえば、そろそろ乃木坂46伝統の劇場公演「プリンシパル」の時期かな……？）。


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　元「モーニング娘。」後藤真希の弟で、２０年ぶりに芸能界復帰したアイドルグループ「ＥＥ　ＪＵＭＰ」元メンバー・「ユウキ」こと後藤祐樹が１１日までに自身のインスタグラムを更新。姪との写真などを公開した。

　振り袖姿の姪っ子との２ショットや、後藤真希や親戚との写真も掲載。「今日は僕の姪っ子と親戚の成人式でした　早いもので２０歳　今は結婚して２人の子供もいて微笑ましい限りです　後藤家は本当に兄弟、家族揃って昔から仲良しで今ではそれぞれ家庭を持って姪っ子や甥っ子が沢山います　可愛い甥っ子や姪っ子が２０歳という１つの節目を迎える事ができて叔父としても嬉しいです　そして今年成人を迎えた新成人の皆様、ご両親、ご家族の皆様おめでとうございます」とつづった。

　フォロワーは「姪っ子さんもお姉さん同様に美人ですね」「一族皆美形でお顔が似ていらっしゃる」「ごまき可愛い」と驚いていた。

　祐樹は今月３日にアップしたユーチューブチャンネルで、自身の高校２年の長女が、６人組グループ「ｕｋｋａ（うっか）」のメンバー・芹澤もあ、としてアイドル活動をしていることを公表して話題になった。

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2023年にデビュー25周年を迎える鈴木亜美さんと、今年デビュー23周年を迎えた後藤真希さんが、クリスマスに『鈴木亜美　後藤真希　X’mas Live &Talk 2022』を開催。同じ時代を駆け抜け、20年越しに一緒にステージに立つ特別な夜。今回は、とっておきのプレミアムナイトを記念して、鈴木亜美さんと後藤真希さんが揃ってwith onlineに登場。今回は多忙を極めていたあの時代を振り返りつつ、他では聞くことのできないモテキエピソードをお届けします。

【鈴木亜美×後藤真希 Vol.1】奇跡のコラボ！ 「あの頃、時代が変わっていく瞬間をリアルに感じていた」

「厚底ブーツにミニで無邪気にリハーサルしていたあの頃」
撮影／峠雄三

――いま、若い世代ではY2Kファッション（約20年前に流行したローライズや厚底など）が流行っていて、まさにお2人がデビューしてすぐの頃ですが、当時ハマっていたものは何でしたか？

後藤　私がハマっていたのが厚底ブーツ。好きすぎて、冬になるたびにブーツを10足以上買っていたかもしれない（笑）。いまでは考えられない20cmヒールみたいな厚底ブーツでライブのリハをしていましたね、もちろん私だけ(笑)。本来は危ないのでみんなスニーカーに履き替えるんですけど、そういったことを知らなくて。私服のミニスカートに厚底ブーツで思いっきり踊っていました。

鈴木　さすが！（笑）　まあ、しょうがない。わからなかったんだもんね。

後藤　誰か教えてくれたらよかったのにね(笑) 。遠巻きに「あいつ大丈夫か？」みたいな感じで思われていたと思う。しかも、モーニング（モーニング娘。）の中のルールで、当時ミニスカートが禁止だったらしいんですよ。いつ写真を撮られるかわからないから。そんなことも知らないから、ミニスカートを履いて、厚底ブーツでどこでも歩き回っていたかな。

鈴木　そういうルールあったんだね～。私は2000年だと高校卒業ぐらいかな？　パンツの股上がとにかく浅かった。ローライズ一択。デニムがきつくて、何回も洗って柔らかくしてはいていたな～。あと、キラキラのくまさん、流行っていたよね？　それをじゃらじゃらとたくさんつけていました。

後藤　昔、なんでもぶら下げていたよね。ガラケーやピッチは首から下げて。携帯のアンテナを伸ばして髪の毛を通すと電波がよくなる、みたいなよくわからないことを信じて（笑）。

鈴木　そうそう、つねに電波探すのに必至だった（笑）。懐かしいな～。

――お2人はデビューしてすぐにトップアイドルになりましたが、アイドルになってイチバン驚いたことは何ですか？

後藤　なんだろ～、スタジオが思ったより狭かったとか？　Mステ（ミュージックステーション）もTVではものすごい広く見えていたけど、じつは思った以上にコンパクトなところでやっているんだなって。

鈴木　お客さんがすごい近いよね、それはびっくりした。本当に目の前で歌う感じ。

後藤　あと、芸能人はテレビに映っているときしか仕事をしてないイメージがあったけど、それ以外にもたくさん仕事があって、四六時中、朝から晩まで毎日働いていることにびっくりしました。あの頃、とにかく働いていたな～。

鈴木　当時は本当に忙しかったよね。撮影も今みたいにデジタルではなくフィルムの時代だから、写真一つ撮るのにもものすごい時間がかかって、たくさんの人が関わっていてた。PVを撮るときなんて1日半がかりみたいな。寝ずに2日間ぶっ通しなんてこともザラにあったしね。

後藤　同じことはもう無理。できない。

鈴木　あの時代の雰囲気じゃないともう無理だね。ほんと、よく頑張ったよ（笑）。


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