好きなアナウンサーランキングで3連覇を果たすなど、名実共に日本を代表する人気アナウンサーとして活躍する弘中綾香さん。初のエッセイ集『アンクールな人生』（KADOKAWA）を発売するなど、テレビの枠を飛び出して自分のやりたいことを達成してきた存在です。今後はどんな野望を抱いているのか？　タフなメンタルで従来の女子アナ像を更新してきた革命家の人生観に迫ります！

「人生の一番の分岐点は高校時代」弘中綾香アナのタフなメンタルが培われた原点

ファン感謝イベントは今でも密かにやりたいと思ってる（笑）
撮影／中川達也

――これまで弘中さんはアナウンサーとして数々の人気番組を担当してきただけでなく、雑誌でファッション＆メイク企画に出演するなど、テレビ以外の活動も精力的に取り組んできました。まだ達成していない目標はありますか？

目標ですか？　何ですかね。難しいな……（熟考）。

――過去のwithのインタビューでは、ファン感謝イベントをやりたいとおっしゃっていましたが……。

それは今でも密かにやりたいと思っています（笑）。好きなアナウンサーランキングで1位になったと言われても、これまでは私のことを応援してくださる方々とお会いする機会がほとんどなかったので、あまり実感がないんですよね。SNSでコメントを頂戴したり、オンラインイベントをやらせていただくこともあるのですが、やっぱり対面してお話ししたいなと。もし私のようなテレビ局のアナウンサーでも人を集めることができたら、それこそ革命的な出来事。新たなビジネスモデルを作れば、会社に貢献できるのではないか……なんて思ったりもします。

――弘中さんは多趣味でいろんな習い事を続けていますが、今後プライベートで新たに挑戦したいことはありますか？

今は乗馬と韓国語を習っているのですが、それを近いうちに何らかの手段でカタチにできたらいいなと思っています。他にプライベートでやりたいことは、なんだろう。強いて言うなら海外旅行に行きたいですね！

40代は未知の領域だけど、いろんなコミュニティに所属していたい
撮影／中川達也

――前回のインタビューで「行き当たりばったりの人生」とおっしゃっていましたが、先々のプランを考えるのは好きではないのですか？

やっぱり、仕事における私の基本的なスタンスは「凡事徹底」なんです。期限通りに書類を提出したり、細かな仕事をコツコツとこなしていく。それを積み上げていくことで、予想もしていなかったようなチャンスが巡ってくることもあるし、自分のやりたいことを優先して動くよりもワクワクするような展開が待っているのではないかと。そういう想いがあるので、あまり先のことを考えないようにしているのかもしれません。

――「40代はこんな感じになっていたいな」みたいな、漠然としたイメージもあまりありませんか？

難しいですね。40代は本当に未知の領域ですから。でも、漠然とした回答になりますが、いろんなコミュニティに所属していたいです。今は趣味で乗馬をしていて、韓国語も勉強していて、仕事や友達の付き合いもあるので。そういったコミュニティをもっと増やすことができたら毎日が楽しそうだなって思います。

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