『朝ドラ』『ちむどん』朝8時“最低視聴率”を更新…歴史的不評で高まる黒島結菜への同情論「悪いのは脚本家と制作陣」


連続テレビ小説 (朝ドラからのリダイレクト)
ドラマシリーズ(帯ドラマ形式の連続ドラマ)。通称:朝ドラ(あさドラ)。 NHKにおける朝の時間帯の帯ドラマの枠の総称である(夜の時間帯の帯ドラマ枠としては、過去に銀河ドラマ→銀河テレビ小説、ドラマ新銀河、夜の連続ドラマ(よるドラ
183キロバイト (22,065 語) - 2022年10月3日 (月) 02:57



10月3日、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の放送がスタートした。福原遥(24)演じるヒロイン・舞がパイロットになる夢を叶えていく物語。107作目の朝ドラがスタートするなか、放送終了したばかりの“前作”の話題がまだ尽きないようだ。

【写真あり】スタッフに囲まれて『クロサギ』の撮影に臨む黒島

9月30日に最終回を迎えた『ちむどんどん』。黒島結菜(25)演じるヒロイン・暢子が故郷の沖縄料理に夢をかける姿が描かれたが……。

「序盤から唐突な展開が続き、Twitter上では“#ちむどん反省会”というハッシュタグが作られ、毎日のように視聴者が内容にダメ出しをしていました。また宮沢氷魚さん演じる和彦が婚約者をポイ捨てして暢子と結婚するなど、後味の悪い展開も一度や二度ではありませんでした。

回を追うごとに批判の声は高まりましたが、こうした展開が改善されることはありませんでした」(テレビ局関係者)

それは最終回でも変わらなかったようだ。前日の29日放送回では突如、暢子の妹・歌子(上白石萌歌)が原因不明の高熱で緊急搬送され、危篤状態に。多くの視聴者が歌子の身を案じたが、最終回では病気の詳細が明かされることなく、暢子ら家族が浜辺で亡き父の名前を叫び、歌子が目を覚ますことに。その後、場面が1985年から30年以上先の202X年にジャンプし、“大団円”を迎えたがーー。

最後まで困惑する展開が続いたことで、ネット上では“朝ドラ史上最大の迷作”“意味不明すぎる”といった声が続出し、評価を覆すことはできなかった。

そんな『ちむどん』だが、視聴率でも“記録”を作ったようだ。10月3日、最終回の平均世帯平均視聴率は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。この結果、全話の平均視聴率は15.8%となり、この数字は放送開始時間が朝8時からに変更になった2010年放送の『ゲゲゲの女房』以降の朝ドラ作品で最も低い数字となった。

『ちむどん』が不名誉な記録までも更新するなか、いっぽうで暢子を演じた黒島に対してはネット上で同情の声が広がりはじめている。

《最後の暢子のありがとうございましたを見てあまりの虚無に黒島さんが逆にかわいそうに思えた》
《黒島さんが可哀想すぎます 悪いのは脚本家を含めた制作陣ですから》
《とにかくちむどんどんは脚本が酷いと言われ続けていたけれど最終回はきわものだね。歌子は大丈夫なのかな!?と思ったらいきなり何十年も経って歌子は元気だし現場の製作陣もおかしいと思って出直しする人はいなかったのかな!?せっかくヒロインに選ばれた黒島結菜がかわいそうだね》

かねて『ちむどんどん』に批判的な投稿をしてきた元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏(64)も、30日の最終回終了直後にTwitterでこう投稿している。

《しかし、俳優の皆さんは、精一杯演じていたと思います。実力のある歌手でも、歌に恵まれなかったら適切な評価を得られないのと同じことです。チコちゃんもそうですが、NHKの制作部門に最近やり過ぎが目立ちます。反省すべきでしょう》

前出のテレビ局関係者は言う。

「暢子は視聴者が共感できない幼稚な行動を繰り返し、SNS上では“応援できない”“こんなヒロイン初めて”といった声が相次ぎ、演じた黒島さんを批判する声も少なくありませんでした。一般的に朝ドラ終了後、ヒロインのCMギャラは高騰するのですが、あまりの不評故に黒島さんのギャラはなかなか上がらないと見られています。

しかし、黒島さんは女優として与えられた役を演じただけです。いくら座長といえども、黒島さんが“歴史的不評”の責任を負わされるのはかわいそうですね」

早くも10月クールのドラマ『クロサギ』(TBS系)への出演が決定している黒島。名誉挽回の作品となることを祈るばかりだーー。


Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d00533ce43469f9797f2ebd4ae348369727de6f0

【『朝ドラ』『ちむどん』朝8時“最低視聴率”を更新…歴史的不評で高まる黒島結菜への同情論「悪いのは脚本家と制作陣」】の続きを読む